ログインのパスキーを登録する

YubiOn FIDO2 Server Serviceの管理Webサイトへのログインする際のパスキーを追加登録する方法について記載します。

パスキーを追加登録する

管理Webサイトへのログインする際のパスキーを追加登録する手順です。
複数のパスキーを登録することで、パスキー紛失時などのリカバリーとして利用できます。

操作手順

  1. 管理Webサイトの右上部の名前部分をクリックします。

  2. 「個人設定」をクリックします。 個人設定 個人設定

  3. 「パスキー登録」ボタンをクリックします。 パスキー登録ボタン パスキー登録ボタン

  4. パスキー登録モーダルで登録ボタンをクリックします。 登録ボタン 登録ボタン

    高度な設定
    • ID情報をクレデンシャルに記録しない(Non-discoverable Credential)
      この設定をオンにした場合、認証器にID情報を記録しないため、ログインの際にID(管理者メールアドレス)を入力する必要があります。
      パスキーにID情報を保存したくない場合にオンにしてください。デフォルト設定はオフです。
      なお、同期パスキーのパスキープロバイダによっては、この設定をオンにしてもDiscoverable credentialとして登録される場合もあります。
  5. 登録したいパスキーを選択します。

    OSやブラウザに実装されているパスキー登録機能が呼び出されます。案内に従ってパスキーの登録を行ってください。

    パスキーの種類

    OSやブラウザによって利用方法は異なりますが、多くの場合、以下のような利用方法が存在します。

    • 使用している端末の内部認証器
      使用している端末(PCなど)内にパスキーを保存します。プラットフォーム認証器などと呼ばれます。
      登録・認証の際に、端末に備わっている認証機構(指紋センサーなど)での認証、またはPINによる認証を求められます。
      OS・ブラウザの実装によっては、OSベンダーが提供するアカウントを用いた同期パスキーとして保存される場合もあります。(Apple Account、Googleアカウントなど)

    • セキュリティキー
      各種セキュリティベンダーが提供するセキュリティキー内にパスキーを保存します。クロスプラットフォーム認証器、ローミング認証器などと呼ばれます。
      登録・認証の際に、セキュリティキーに備わっている指紋センサーでの認証、またはPINによる認証を求められます。
      USBで接続するものが主流ですが、BLE・NFCなどを利用して端末に接続するものも存在します。

    • スマートフォン・タブレット
      操作している端末とは異なるスマートフォンやタブレット内にパスキーを保存します。ハイブリッド認証などと呼ばれます。
      登録・認証時に操作端末上に表示されるQRコードをスマートフォンで読み取る事で、スマートフォン内にパスキーを保存します。
      スマートフォンに備わっている認証機構(指紋センサー・顔認証など)での認証、またはPINによる認証を求められます。
      スマートフォンOSの実装によっては、OSベンダーが提供するアカウントを用いた同期パスキーとして保存される場合もあります。(Apple Account、Googleアカウントなど)

    • パスキープロバイダ
      同期パスキーを提供するサービスを利用している場合は、そのサービスのアカウントにパスキーを保存する事が可能です。
      詳しくは各パスキープロバイダサービスのマニュアルをご確認ください。

  6. 登録が成功すると登録済みパスキー一覧にパスキーが追加されます。