管理者を追加する
YubiOn FIDO2 Server Serviceの 管理Webサイトを操作する管理者を追加する操作について記載します。
情報
この操作を行うためには操作者の管理種別が「特権管理者」である必要があります。
管理者の追加
管理者を新規に追加する手順です。
操作手順
メニューから「管理者」を選択します。
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管理者情報登録モーダルで項目を入力します。
管理者名
追加する管理者の表示名を入力します。
管理者メールアドレス
追加する管理者のメールアドレスを入力します。
メールアドレスは管理者へのメール通知および管理WebサイトのログインIDとして使用します。
特権
管理者の権限種別を指定します。- 管理者
管理Webサイトへログインし、各画面の基本的な操作を行うことができる管理者です。 - 特権管理者
特権管理者は、通常の管理者が実行可能な操作の他、以下の操作が可能です。
- 管理者の追加・編集・削除
- 担当者の変更
- カスタマー情報の変更
- 管理者
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確認メッセージで「OK」をクリックします。
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登録完了のメッセージが表示されたら「OK」をクリックします。
管理者一覧に管理者が追加されていることを確認します。
登録直後の管理者は仮登録状態で、本登録のためにアクティベート操作が必要です。
情報
登録時に、登録したメールアドレス宛にアクティベートのためのメールが送信されます。
登録された管理者はメール本文のURLからアクティベート操作を行ってください。
管理者のアクティベート
新規に追加した管理者をアクティベートする手順です。
操作手順
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管理者の追加操作で送信したメールを開き、アクティベートのためのURLにアクセスします。
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パスキーを登録します。
OSやブラウザに実装されているパスキー登録機能が呼び出されます。案内に従ってパスキーの登録を行ってください。
パスキーの種類
OSやブラウザによって利用方法は異なりますが、多くの場合、以下のような利用方法が存在します。
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使用している端末の内部認証器
使用している端末(PCなど)内にパスキーを保存します。プラットフォーム認証器などと呼ばれます。
登録・認証の際に、端末に備わっている認証機構(指紋センサーなど)での認証、またはPINによる認証を求められます。
OS・ブラウザの実装によっては、OSベンダーが提供するアカウントを用いた同期パスキーとして保存される場合もあります。(Apple Account、Googleアカウントなど) -
セキュリティキー
各種セキュリティベンダーが提供するセキュリティキー内にパスキーを保存します。クロスプラットフォーム認証器、ローミング認証器などと呼ばれます。
登録・認証の際に、セキュリティキーに備わっている指紋センサーでの認証、またはPINによる認証を求められます。
USBで接続するものが主流ですが、BLE・NFCなどを利用して端末に接続するものも存在します。 -
スマートフォン・タブレット
操作している端末とは異なるスマートフォンやタブレット内にパスキーを保存します。ハイブリッド認証などと呼ばれます。
登録・認証時に操作端末上に表示されるQRコードをスマートフォンで読み取る事で、スマートフォン内にパスキーを保存します。
スマートフォンに備わっている認証機構(指紋センサー・顔認証など)での認証、またはPINによる認証を求められます。
スマートフォンOSの実装によっては、OSベンダーが提供するアカウントを用いた同期パスキーとして保存される場合もあります。(Apple Account、Googleアカウントなど) -
パスキープロバイダ
同期パスキーを提供するサービスを利用している場合は、そのサービスのアカウントにパスキーを保存する事が可能です。
詳しくは各パスキープロバイダサービスのマニュアルをご確認ください。
登録完了のメッセージが表示され、登録が完了します。
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